さぶろうの行政書士試験独学奮闘記

行政書士試験に合格しよう!

試験対策…民法編②

こんにちは。さぶろうです。

 

今回は、民法の択一についてお話ししたいと思います。

 

民法択一は全部で9問

 

択一試験は全部で40問あります。約1/4あるのでかなりのウエイトです。

 

そして、前回もお話ししましたがかなりの勉強量が必要になる部分です。

 

対策としては、まずは過去問をチェックしどんなものが出るか確認することからです。これは、すべての対策にいえることです。必ずこの作業から行うべきです。

 

そして、そこから行政書士の教科書を読み、傾向をつかむ流れになります。

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左下の過去問と左上の教科書を読み傾向をつかみました

傾向を把握した後に学習に進みます。

教科書だけでは、知識としては薄いので専門書を一冊買いました。

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この本を1冊読みました。この本はとても分かりやすく読みやすいのでそんなに時間をかけず読むことができました。読み終わったころには民法の内容をつかむことができます。

そして、学習の中心は、過去問と肢別問題集を中心に進めていき知識を深めていきます。

 

過去問、そして肢別問題集を完璧にし、よく出る判例をチェックし本試験を迎え半分しか取れませんでした…あと1.2問欲しかったですが、おそらく来年この対策程度ではまた半分しか取れません…

なにが足りなかったか…

それは…条文の理解が足りませんでした…

 

過去問などの問題集を読みながら、都度条文を読み理解を深める作業を怠っていました…

 

ここが民法最大の敗因でした。

 

行政書士用の六法があるので必ず条文の理解を深めながら学習していただければ点数UPにつながります!

 

そして、民法には必ずその場で考え正解を出さなければならない問題があります。暗記だけで終わらず、民法の考え方を習得すると本試験で困らず回答ができます!


 


 

さぶろう

試験対策…民法編①

こんにちは。さぶろうです。

 

今回は、民法編を何回かに分けてお伝えします。

 

民法行政書士試験の主要科目の一つです。

 

民法を攻略しなければ合格にはなかなか届きません。

 

 

私の中でですが、おそらく民法が一番時間がかかり、点数をとるのが一番大変です。

 

今年の本試験は、記述試験は10点/20点くらい、択一試験は5問/9問くらいでした…約半分かなといった感じでしたが、一番学習時間を割いた科目だっただけに正直7割はほしかった科目でした。

 

というか…一番理解するのに時間がかかった科目が民法でした。

 

学習の序盤から時間がかかることは予想できましたが、やるしかありませんでした…あまりにも試験のウエイトが大きいため無視することができません。以前に点数のお話しをしましたが、民法は全体の25%を占めています。

 

そして、後から少しずつお話ししますが、民法行政法はリンクしてる部分があるのでここをとってもなかなか取り組まなければならないかなと思います。

 

おそらく、ほとんどの受験生は民法に多くの時間を時間を使っていると思います。次回は、民法の択一についてお話ししたいと思います。

 

 

 


 


 

さぶろう

試験対策…憲法編

こんにちは。さぶろうです。

 

今回から科目別にお話ししたいと思います。

 

まずは、憲法から!

 

憲法は、5問出題されるため、5問×4点で20点分あります。そんなに配点は多くないですが、多くの受験生は対策してきます。

 

令和2年の憲法の試験は…激ムズでした…

 

模試や過去問では、4.5問回答できていましたが、本番では2問程度しか取れませんでした。問題文を見たときは、”捨て問”だなと思ったので多くの時間は割きませんでした。

 

頼りにしていた科目でしたので、問題文を見たときはショックでした…自分の中で想定外だった科目の一つでした。

 

憲法は基本的に…判例が出てきます!

 

過去問から出題傾向をチェックし、有名判例から入るといいかなと思います。判例を中心に勉強し参考書を眺める流れになります。

 

どの教科でも同じことがいえますが、参考書などから入り最初のページから勉強せず、必ず過去問分析から入ると学習がスムーズです。

 

よく出る分野から勉強し、そんなに出ない分野と区別し勉強すると無駄な勉強時間を省くことができます。

 

憲法のおすすめ本を下記リンクに張り付けておきます。

 

 

 


 


 

さぶろう

参考書について

こんにちは。さぶろうです。

 

今回は、参考書についてお話ししたいと思います。

 

学習を始めたときどの参考書を使うかネットで調べたりしました。

 

調べてみると人気のあるものがありましたが、実際にすべての参考書を本屋で見に行くことにしました。

 

そして、私はこの参考書にしました。

 

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TACの参考書です!

今年の試験はおそらく少し点数が足りなかったですが、この参考書のおかげでこんな自分でも5割は確実に超えることができました。来年の試験もTACさんにお世話になります!

 

なぜ、TACを選んだかそれは…感覚です(笑)

もっと正確に言えば、この参考書なら勉強できると思い選びました。中身がカラー刷りであったことも選んだ要因でした。すべての参考書に目を通しましたが、中身に大きな差はありません。各社しっかり研究して出版していると思いますので…

 

参考書ランキングや人気で参考書を買う人がいますが、参考書は試験日まで付き合っていくパートナーです。

 

人の意見に左右されず、自分の目や感覚を信じて参考書を選ぶべきです。試験日までのパートナーをぜひ自分で探してもらえればと思います。


 


 

さぶろう

どのように試験対策を考えるか…②一般知識編

こんにちは。さぶろうです。

 

今回は一般知識に着目してお話ししたいと思います。

 

一般知識は全部で14問しかありません。

 

しかし、一般知識は少し厄介です

 

どれだけ法令科目で合格ラインを超えたとしても、一般知識だけで合格ラインを越えなければ足切りにあってしまいます。

 

一般知識の合格ラインは…14問中6問以上正解しなければなりません。

 

足切りがある以上勉強する必要があります。しかし、言わずもがなですが、法令科目がメインであるため、一般知識に多くの時間を割くと法令で点数を取れなくなり、一般知識をしなさすぎると足切りにあってしまいます。

 

ではどうしたらいいか…それは…

 

6.7問を確実に取りに行きそれ以上は求めない!

 

おそらくこれが正解かなと思います。

では、6.7問どう確実にとるか…出題数をみてみると…

 

択一式(14題×4点)

 

政治・経済・社会…7問×4点=28点

 

情報通信・個人情報保護…4問×4点=16点

 

文章理解…3問×4点=12点

 

となります。

どう6.7問を確実にとるか…結論から先に言うと、

情報通信・個人情報保護と文章理解で確実に6.7問取る!

 

上記の2つは多くの勉強時間を使わずある程度点数が取れてしまいます。

そして、政治・経済・社会に手を出しすぎてしまうと、範囲が広い上にどこが出てくるのか読めないため非常にコスパが悪い教科といえます。

私も、政治・経済・社会は模試の出題を確認すること、ニュースをチェックしかしませんでした。

(私は1年目の試験で14問中11問とれています)

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ぜひこの2教科を学習していただければと思います。

 

さぶろう

 

 

 

 

 

 

 


 


 

どのように試験対策を考えるか…①法令編

こんにちは。さぶろうです。

 

今回から実際にどう試験対策を進めていくかを試験科目の配点に着目しながらお伝えしようと思います。

 

試験科目はお伝えしているので何が出題されるかわかったと思いますが、やみくもに科目を勉強するとなかなか点数は伸びません。試験科目の出題数や配点に着目すると…

 

択一式(40題×4点)

 

基礎法学…2問×4点=8点

 

憲法…5問×4点=20点

 

行政法…19問×4点=76点

 

民法…9問×4点=36点

 

商法…5問×4点=20点

 

多肢選択式(3題×8点)

 

憲法…1問×8点=8点

 

行政法…2問×8点=16点

 

記述式(3題×20点)

 

行政法…1問×20点=20点

 

民法…2問×20点=40点

 

すべて出しましたが、注目すべきところは赤字部分です。

 

行政法は…112点

 

民法は…76点

 

あり、行政法民法だけで全体の6割の配点があります!(満点であれば合格点を超えてしまいます!)

 

このことから、行政書士試験は…行政法民法を攻略しなければ合格することができません!

 

ぜひ、この2科目にウエイトを置いて勉強を進めていただければと思います!

 

 

この2科目に掘り下げてみると…勉強する順番は民法行政法

 

が一般的です。なぜなら…

 

行政法の勉強を進めていくとわかるのですが、民法と比較する場面が何度も登場します。個人的にはそこまで意識する必要はないかなとは思いますが、民法から勉強すると学習がスムーズにいくと思います。

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次回は、一般知識についてお話しします!

 

 


 


 

さぶろう

行政書士試験を受けてみて…

こんにちは。さぶろうです。

 

今回は実際に行政書士試験を受けてみた感想をお伝えしたいと思います。

 

過去問や参考書を何周もし初受験をしましたが感じたことが2つあります

 

まず一つ目は、判例や用語、問題集すべてを丸暗記しても解けないです!

 

行政書士試験は法令試験だけあって、その場で頭にある知識を引っ張り出してそこから考え答えを導き出す問題ばかりです。

 

知識関係なくその場で思考し答えを導き出さなければならない問題もありました。

 

判例問題一つにしても、判例の考え方まで理解していなければ答えを導くことができません。

 

こう来たらこうというお決まりの回答パターンがあるわけではなかったです…

 

ただ、条文を覚えていれば解ける問題はありました!そういった問題はすぐ回答できました!

 

そして、二つ目は時間が足りないです!

 

行政書士試験問題は60問を3時間で解く試験なので…単純計算で1問3分

 

実際、私もほかの受験者から問題を解く順番を考えておかないと時間が足りなくなると聞いていたので、模試を受け自分の中で解く順番を決めてから試験を受けましたがそれでも余裕もって試験を終えることができませんでした。

 

その理由は…一つ目にあげましたが、基本的に考え答えを導き出す試験なので、1問3分で解けない問題が数多くあったためです。

 

勉強ができる人であればこのような問題が起こらないのですが、私にとっては大きい敗因でした…

 

試験は択一試験だけでなく、記述問題や多肢選択式の問題があるので、3分では解きづらい問題もあります。なので…すぐ解けるであろう問題を短い時間で解けるかがカギとなります!

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あたりまえのことを言ってるように見えますが意識してるかどうかが大事だと思います!

 


 


 

さぶろう